部井久アダム勇樹(べいぐ アダム ゆうき)さんの名前を耳にしたことがありますか?
パリ五輪のハンドボール「彗星ジャパン」日本代表選手。パキスタン人の父と日本人の母を持つハーフです。
部井久アダム勇樹は身長194cm、体重は105㎏,ドジャースの大谷翔平選手(193cm、97kg)よりも大きい体格なんです。どれだけ大きいか想像出来ますよね?
高さと肩の強さをいかした力強いシュートが最大の持ち味で、代表チームではレフトバックのポジションを担っています。
メディア等ではあまり取り上げられない地味な印象のハンドボールですが、スピード感や迫力ある欧州では人気のスポーツ。フランスではサッカーの次に人気なスポーツ。
それほど欧州では人気なハンドボール、今回はパリ五輪日本代表、イケメンな部井久アダム勇樹選手とその育成プログラムを調査しました。
【画像】部井久アダム勇樹はイケメン!
高い地点からのジャンプシュートは、時速127㎞も出るそうです。キーパーは怖いでしょうね。
手足の長さが際立ちます。
ドラゴンボールの悟空のような青い髪の毛もカッコいい!
インタビュアーも見上げる背の高さ。
見た目はエキゾチックな外国人ですが、実は福岡の生まれ育ち普段は博多弁かな?
ブロンドヘアは全く違和感がありません。194㎝なのでキングサイズのベッドでしょうか?
彼のインスタグラムでは釣りを楽しむ姿が時々登場しています。釣りは心休まる時間なのでしょうね。
ワイルド中にかわいらしさのある表情、この姿はカッコ良すぎじゃないですか!!
水も滴る良い男!カジュアルなスタイルも素敵です。
ラフティングもお好きなようですよ。ライフジャケット姿もサマになっています。
部井久アダム勇樹はイケメンとSNSの声
CanCanのモデルとしても登場。これをきっかけにして全国の女子ファンが増える事間違いなし。
彼を育成した福岡タレント発掘事業とは?
タレント発掘事業という言葉だけ聞くとアイドルへの登竜門的なもの?と勘違いしそうですが、全く違います。
この事業は、身体能力の高い小中学生に適性のある競技を見いだし、優秀な指導者とつなぐことでトップアスリートを育成するというプログラム。
競技経験の有無に関わらず自分の可能性を活かせる競技は何か?を探る事が出来る画期的なもの。
福岡県タレント発掘事業とは?
子どもたちの才能を見つけ、育てるとともに個々に合った競技を探し、活かす事業です。
小学5年生から中学2年生までの参加者を募り、学校の体力測定などを基に毎年約170人を選抜。
小学生は年間7競技、中学生は4競技のトレーニングを体験し、各競技団体から派遣されたコーチが適性を見極めて中学3年時に最も適した競技が示される。
平成16年度(2004年)に開始し、今年で21年目となり、これまでに下記のオリンピアンを輩出しましています。
ハンドボールの部井久アダム勇樹選手、ラグビー7人制の梶木真凜選手、フェンシングの高嶋理紗、自転車の池田瑞紀、内野艶和、垣田真穂が日本代表に選ばれています。
2024年現在は、色んな都道府県がこの事業を行っていますが、先駆けとして行ったのは福岡県。
私の地元でもある福岡、こんな素晴らしい事業を展開していたとは誇らしいです!
部井久アダム勇樹はソフトボール選手だった
小学校の時はソフトボールの選手、中学校では野球部に入る予定だったそうですが…
ハンドボールに出会ったのは小学校6年生の時ですね。当時福岡県内の学生を対象に行われた、県内の身体能力の高い生徒を集めて競技適性を測る『タレント発掘事業』というプロジェクトに参加したのがきっかけです。30種目くらいの競技を行ったのですが、その中でハンドボールの先生に「君ならハンドボールの日本代表になれるよ」と言われて「じゃあやってみようかな」と始めたのが最初でした。その時はハンドボールのルールも知らないような状態でしたが、実際にやってみたら面白かったんですよね。
引用先:contents.sportist
福岡タレント発掘事業に出会ってなければ、部井久アダム勇樹選手はオリンピック出場する事はなかった人生だったかもしれません。
最終的にどの競技を選択するかは本人次第というのも良いシステムだなーと思います。
部井久アダム勇樹選手がこのプログラムに出会えた事は運命だと思いますが、この制度日本の皆さんに知れ渡っているのでしょうか?私は全く知りませんでした。
潜在能力をしかるべき人が評価し、伸ばしてあげられる制度、スポーツ以外でもある良いですよね。
大人の私でもこのような制度があればチャレンジしたいです。
部井久アダム勇樹のプロフィール
- 部井久 アダム 勇樹(べいぐ アダム ゆうき)(Adam Yuki Baig)
- 生年月日:1999年4月21日
- 出身地:福岡県福岡市
- 学歴:中央大学法学部法律学科卒
- 身長:194㎝
- 体重:105㎏
- 家族:パキスタン人の父、日本人の母、姉、妹の6人家族
- 趣味:野球観戦
- 好きな食べ物:サバの味噌煮、チョコレートケーキ
育ちが福岡市、サバが好物なのも頷けます。家族との通常の会話は博多弁なのかな?
パキスタン人の父イルファンさんは17歳で来日し、苦労の末に貿易業を軌道に乗せた苦労人です。
お父さんは元クリケットの選手、お母さんは元バレーボールの選手だったそうですので、部井久 アダム 勇樹選手の身体能力は両親譲りでしょうね。
部井久アダム勇樹博の通っていた博多高等学校は、私が通っていた高校と同じ校区、あの場所に通っていたんだと思うと凄く親しみがあります。
そして他の有名人では、タレントの矢沢心さん(元キックボクサー魔裟斗さんの奥様です)もこの学校の在学生でした。
部井久アダム勇樹の経歴
Time | History |
小学生 | ソフトボール部で楽しむ |
小学5年生 | 福岡県タレント発掘事業に参加 7競技で最高ランクのS評価を獲得 |
中学校 | 本格的にハンドボールを開始 |
2013年 14歳 | 第22回JOCジュニアオリンピックカップで優秀選手に選出される |
2014年 15歳 | 第23回JOCジュニアオリンピックカップではオリンピック有望選手に選ばれる 日本代表U-16にも選出された |
2015年 16歳 | 第4回U-22東アジア選手権の日本代表U-22に選出 第7回男子ユースアジア選手権の日本代表U-19に選出 |
2017年 18歳 | 日韓定期戦で日本代表に初選出 高校生が選出されるのは日本代表男子としては初めてだった |
中央大学法学部法律学科へ進学 | |
2018年 19歳 | LNHディヴィジオン・アン(フランス)のセッソン・レンヌ・メトロポールHBと契約 |
2021年 22歳 | 新型コロナウィルス感染の影響で日本へ帰国し、ジークスター東京とプロ契約を結ぶ 東京五輪出場を果たすが結果は11位に終わる |
2023年 24歳 | Al Jazira(UAE)へ1ヶ月半の期限付き移籍を経験 |
部井久アダム勇樹選手の放つ時速127㎞の豪快なロングシュートは、「アダムキャノン」と呼ばれています。
UAEへ在籍中は最優秀選手賞を受賞しています。
フランスやUAEへの移籍で益々パワーアップして実績も残されていますので、パリ五輪では更なる活躍が期待されますね。
まとめ
福岡出身の部井久アダム勇樹選手、私が通っていた学校の近くの高校出身という事で勝手に親近感が増しました。
そしてタレント発掘事業を日本国内では福岡が先駆けて始めた事業という事で、福岡なかなかやるな!と誇らしい気持ちです。
部井久アダム勇樹選手を調査し、初めて地元の選手を応援したくなる気持ちが身に染みて分かり、本当にパリ五輪で頑張って欲しいなと心から願います。
欧州で人気のハンドボール、パリ五輪を機に日本でも認知度アップする事を期待!
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