東京五輪で銀メダルを獲得しパリ五輪にも出場するサーファーの五十嵐カノア選手は、ご存じの通りアメリカ・カリフォルニア州の生まれ育ち。
両親の影響で3歳からサーフィンを始めていますが、世界的に見てもサーファーの中で最も文武両道のお手本となるくらい勉強熱心で、小学校と中学校を飛び級で卒業し、2023年からハーバード大学の大学院で経営学を学んでいます。
サーフィンと勉強を上手に両立させており、互いにとっていい相乗効果を生み出しているようです。
五十嵐カノア選手が頭が良いと言われる理由が気になりましたので、探ってみました。
調べれば調べれるほどカッコいい青年です!
五十嵐カノアが頭が良い理由
五十嵐カノア選手はサーフィンだけではなく頭脳明晰で中学校から成績はオールA、高校は飛び級で15歳の時卒業しています。
サーフィンするだけでも体力的に疲れると思うのですが、それに加えて勉強をし続けている理由は何かあるのでしょうか?
その理由1:お母さんの教え
落ち込んでいるときに、言ってはいけないかな……とは思いつつ「人生は長いようで意外と短いから、落ち込んでいる時間はもったいないよ」と伝えて、今できる違う目標を与えました。プロになって海外を飛び回りたいなら、早く学校を卒業しなければいけないから、そのために今たくさん勉強をすることも、プロに近づく一歩だよと。
引用先:honey-mag
お母さんのサポートが素晴らしいですよね。
目先の目標としては、プロサーファとして活躍するには勉強しようねと教え、その一方では将来的にどの道へ進むとしても知識や学力が役に立つ事があるだろうという親心が垣間見れます。
落ち込むタイミングで軌道修正してあげたことで、五十嵐カノア選手の闘争心が分散し学力に向かっていったのかもしれません。
その理由2:五十嵐カノアの貪欲な性格
お母さんの教えを素直に受け入れ幼少期から学業にも励んでおり、その姿勢は大人になった今も変わらずに続いているようです。
「今年(2023年)9月から、ハーバードビジネススクール(大学院)に進学することにしました。若くて元気なうちに、色々なことを吸収したいんです。もちろんメインはサーフィンに集中するけれど、休憩の時間に中途半端にサーフィンのことを考えてしまうくらいなら、新しいことを勉強したいと思ったんです」「パリ五輪の前年になぜ大学院に進学するの?という意見もありました。だからこそ『チャレンジする姿を見せてあげるよ』という気になったんです。アスリートだからといってスポーツしかやらないのではなくて、以前から投資やマーケットについて本を読んだり、商品開発にも興味がありました。でも本だけじゃなくて、世界のトップの人たちと勉強して、ビジネスでもトップを目指したいなと。どうせやるなら100%のパワーでやりたいので、ハーバード大学院という道になりました」
引用先:AERA
スポーツもプロで成功するには絶対に経営学的な知識は必要ですよね。
誰かに騙されたりしないためにも!
五十嵐カノア選手は、既にポルトガルのウェイブプール建設に投資家として参加しています。
海以外でも本格的なサーフィンが楽しめるウェイブプールはポルトガルには存在しておらず、これが初めての場所になります。
ポルトガルはサーファにとって人気の場所、五十嵐カノア選手も自宅を構えており、自宅から30分圏内にこのウェイブプールが建設されると知り、投資することに決めたようです。
五十嵐カノア選手、ビジネスの才能も発揮する日が近いのではないでしょうか?
ハーバードビジネススクール(大学院)ってどんなとこ?
五十嵐カノアさんが通っているハーバードビジネススクールはどんな学校でしょうか?
実際にみていきましょう。
ハーバード大学内で象徴的な建物のBaker Library(ベイカー図書館)、立派な建物で威厳があります。
ハーバード大学院と言えば、世界で最も有名なビジネススクールのひとつであり、Forbesの2024年のランキングでは第1位、
まさに世界でもトップレベルの難関のスクールです!!
日本はまだ江戸時代の1636年(寛永13)に、マサチューセッツ州ボストン近郊ケンブリッジに設置された米最古の大学。
ハーバード大学は、世界でも3番目に難関といわれてる大学です。
難関1位は、「オックスフォード大学」(英国)、2位は「スタンフォード大学」(米国)
因みに日本の「東京大学」は36位、「京都大学」が54位
これを見ても五十嵐カノア選手がどれほどの難関を乗り越えたのか想像できますよね。
【画像】五十嵐カノアのかっこいい姿
カリフォルニア生まれ育ちという生い立ちからカッコ良いのですが、サーファーとしての実力が凄く、そして頭も良い、天は二物を与えずなんて諺は五十嵐カノアさんの場合には当てはまらず。
どうしたらこんなにカッコいい姿になるの?と質問したくなるくらいの世界的レベルのカッコ良さです!
キリっとした堂々とした姿は自分に自信がある証拠だと思います。
もちろんそれまでの努力があっての事だと思いますが、オーラが凄いです。
勉強する姿も良いですね。どの場面も絵になる男!
両親もビジネスをされていたので自然と経営学へ導かれていったのかもしれません。
ひとつを極めた人は他の分野でも才能を開花させる事が上手ですよね。
向かっている場所へ集中する力や継続が特に秀でているような気がします。
サーフィン以外の時間は勉強に費やすと自分に課していた様子。
自分との約束をきっちり守る、これがなかなか凡人には出来ないんですよね…
目指すものに取り組む姿勢が桁違いに凄いです。無駄な時間を過ごさないんでしょうね。
スーツ姿もサマになります。胸板が厚いって武器ですね。
筋肉の付き方が凄まじく素晴らしい。笑顔も良いですね。
五十嵐カノアのプロフィール
- 本名:五十嵐カノア (いがらし カノア)
- 生年月日:1997年10月1日
- 出身地:アメリカ合衆国・カリフォルニア州
- 身長:180㎝
- 体重:78㎏
- 趣味:ゴルフ、音楽、旅行
- 言語: 英語、ポルトガル語、スペイン語、日本語、フランス語の5カ国語を話すことができる
「カノア」の名前は、ハワイ語で「自由」という意味に由来する
流石世界中を飛び回るプロのサーファ、語学力も凄いです!
これだけ話せたら誰とでもコミュニケーション可能、うらやましいです!
五十嵐カノアの家族
父親の五十嵐勉さんは、中学時代にサーフィンを始め、プロのサーファを目指していました。しかし簡単な道ではなく、フィットネスインストラクターの道を選択。
そして海外留学でフィットネスを勉強し日本へ帰国していた美佐子さん(母親)と出会い1990年に結婚し、1995年にカリフォルニアへ移住。
これは美佐子さん(母親)の夢でもあったとの事
もともとアメリカに住みたくて、一時帰国の時に彼(父 勉さん)と出会い結婚し、子供を産む為にアメリカに行きました。グローバルな子供に、また有名なプロサーファーになって欲しくてカリフォルニアを選びました。始めからCTに入れようという明確なビジョンを持ってました。」
引用先:waval
2001年のニューヨークのテロ以降、軌道に乗っていた商売がストップし困難があったそうですが、2002年にハンティントンへ引っ越して潮目が変化。
2003年には、弟の五十嵐キアヌさんが誕生。
当時日本食ブームもあって、日本食レストランで働いてから仕事も徐々に安定して来たとのこと。
アメリカ移住した時は誰も身寄りがおらず、でもその分、家族の絆は深くなったと語っています。
現在、弟の五十嵐キアヌさんは、プロサーファーを目指して活動中!
五十嵐カノアの経歴
きっかけは、父親の五十嵐勉さんが経営するサーフショップで、偶然サーフボードで遊びだしたこと。
そして、3歳の誕生日プレゼントに、父親からサーフボードを贈られました。
これが、五十嵐カノア選手とサーフィンの運命的な出会いです。
5歳でローカルコンテストに出場し優勝、9歳で全米チャンピオンに輝くなど、驚異的な速さで上達していきました。
- 主な戦績:
2016年:World Surf League (WSL) Championship Tour (CT) に最年少ルーキーとして参加
2017年・2018年:Vans U.S. Open WSL イベントで連続優勝
2019年:Corona Bali Protected イベントで優勝
2020年:東京オリンピックで銀メダルを獲得
カリフォルニアというサーフィンに囲まれた環境の力は大きいと思いますが、お母さんの望み通りの息子の成長と活躍、うれしくてたまらないでしょうね。
まとめ
アメリカの週刊誌PEOPLEのファン投票で選出される「2023年スポーツ界で最もセクシーな男子21人」に選ばれた五十嵐カノア選手。
セクシーな要素には、頭の良さも含まれている事間違いなし。
ハーバード大学院での勉強とサーフィンの相乗効果がパリ五輪の良い成績に繋がると期待!
因みにパリ五輪ですが、サーフィンの試合はタヒチで行われます。
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