レスリング・グレコローマン60kg級・文田健一郎(ふみた けんいちろう)さんは、東京五輪では銀メダル獲得、パリ五輪ではメダルの有力候補にも挙がっており期待の高い選手です。
追記:8月6日の決勝戦、圧倒的な強さで金メダルを獲得しました!!
実は大の猫好きとして有名で、大学時代に行きつけの猫カフェがあったくらい。
また、にゃんこレスラーと呼ばれているくらいに猫への愛が尋常ではありません。
文田健一郎選手がにゃんこレスラーと呼ばれる理由は猫好きだけではなく、他にも理由がありそうなので調べてみました!
にゃんこレスラーと呼ばれる理由!
「にゃんこレスラー」と呼ばれる理由1
猫への愛が溢れている!
山梨の実家にいたころから、近所の猫を可愛がっていたようです。残念ながら実家では猫は飼えず、本格的に猫を好きになったのは、大学生になって「猫カフェ」に行った事がきっかけだったそう。
試合前最後のオフは減量しているので、おいしいものも食べに行けない。猫カフェに行ってドリンクバーだけ頼んで、ゆっくり漫画を読んでオフを過ごす。そこから残りの1週間で体重を落として試合というのが僕の中のルーティン。普段はいろいろな猫カフェをめぐりますが、試合前に行くところは決まっています。
引用先:tokyo-sports (2017年のインタビュー)
猫はなでられるのはあまり好きじゃないという性質をちゃんと理解されており、猫カフェでは頻繁になでたりすることはあまりなく、猫が自分に寄ってきたらデレデレしていたそう。
猫たちがじゃれ合って組み合っている姿が、単純にかわいく、守ってあげたくなると語っています。
2022年に結婚されてからは、自宅で念願だった2匹の猫との生活を開始されています。
猫好きな女性をしっかり射止める事が出来てよかったですね。
左が麦わら柄が妹のわさびで、右が茶トラ柄が姉しょうがです。同じ誕生日なんですね。
文田健一郎選手は、薬味がお好きなんでしょうね。ユニークな名前ですが、慣れてしまえばかわいいかも。
猫といるときの表情が優しく、まさにデレデレなお父さんです。
「ずっと憧れていた猫ちゃんとの生活! やっと正真正銘の猫レスラーになれた気がします、、、笑」
引用先:nikkansports
文田健一郎選手はインスタグラムもされていますが、やはり猫の写真多めで猫愛が凄い事が伝わってきます。
「にゃんこレスラー」と呼ばれる理由2
猫のように背骨が柔らかい!
体の柔軟性が抜群で、反り投げを得意にすることから「にゃんこレスラー」「猫レスラー」と呼ばれています。
猫は背骨がとっても柔らかいのですが、文田健一郎選手は中学校の頃からよくブリッジの姿勢を練習しており、背骨の柔らかさが優れています。
そして猫は(レスリングと同じで)絶対背中から落ちない、そんなところも文田健一郎選手との共通点という事で、本人も「にゃんこレスラー」「猫レスラー」と呼ばれる事を気に入っているようです。
【画像】文田健一郎は猫島へ訪問していた!
2017年 世界選手権優勝し、自分へのご褒美として福岡県の玄界灘に浮かぶ相島と藍島(通称:猫島)へ出かけています。野生の猫が多く生息する藍島では自前のカメラで、約1000枚もの写真を撮影して回っています。
船を降りたら猫が「おやつくれー」って寄ってくる。1日目は相島に4時間、2日目は藍島に6時間ぐらい滞在しました。幸せで夢のような時間でした。
引用先:nikkansports
試合で疲労した心身を猫との触れあいで癒やし、大満足だったようです。
文田健一郎選手の写真は構図にもこだわっているようですね。
写真からも愛情が伝わってきます。
岩合光昭さんと対談
世界の街角で猫を撮影してきた動物写真家の岩合光昭(いわごう みつあき)さんとの猫好き異色対談も過去に行っています。
猫がきっかけで色んな業界の方と繋がりが出来て人脈が広がりそうですね。
岩合さんは対談の中で、文田健一郎選手の一瞬で決まる反り投げは、猫もやっていますよ、と語っています。
文田健一郎選手も自分の動きは猫っぽいと言われる事が多いという事。
ボクサーも猫好きが多いと聞いたことがあるが、格闘技選手と猫はなにかしら繋がるものがあるのでしょうか?
猫の俊敏性から何か学ぶものがあるのか?それともあの絶妙な距離感でしょうか?
2匹の猫の誕生日も可愛くお祝いされています。グッズを買う楽しさもありそうですね。
文田健一郎のプロフィール
- 名前:文田健一郎 (ふみた けんいちろう)
- 生年月日:1995年12月18日
- 出身地:山梨県韮崎市
- 身長:168㎝
- 体重:60㎏
- 学歴:日本体育大学
- 所属:ミキハウス
驚異の筋肉です。こんな力こぶ見たことありません!ボールが入ってる?
見た目はマッチョですが、背中から腰にかけての筋肉と関節が柔らかいそうです。
それにしても上半身の筋肉がギリシャ彫刻のようですね。
因みに、グレコローマンとはフランス語でグレコがギリシャ、ローマンがローマという意味です。
1896年に開催された初の近代オリンピックで競われた歴史ある競技。
因みにグレコローマンというのは、腰から下を攻める事は禁じられ上半身だけで戦うスタイル。
吉田沙保里さんや伊調千春さんはフリースタイルで、体のどの部分を攻撃してもよく、足や腕を使ってライバルの足をホールドすることも可能であるスタイルでした。
文田健一郎の家族
父親、母親、文田健一郎さん、2人の妹の5人家族です。
父:文田敏郎さん
レスリング経験者、高校時代は全日本選手権で2位を獲得
山梨県の韮崎工業高校でレスリング部の監督を務めており、2021年に定年退職されています。
ロンドン五輪でオリンピックの男子レスリング界に16年ぶりに金メダルをもたらした米満達弘(フリースタイル66㎏級)を育てた方でもあります。
小学生ではタックルが周囲よりも下手だった文田健一郎選手。
そこで敏郎さんは、がぶり返しや反り投げなど「グレコをフリーに応用した“グレコローマンフリースタイル”」という独自のスタイルで指導をしていたようです。
中学では授業が終わって、敏郎さんが監督を務める韮崎工高へ練習に通っており、高校生と一緒に練習。高校の練習がない週末は午前8時から昼過ぎまで父と二人で汗を流していたそう。
そして、父と子の二人三脚で掴んだ2017年の世界選手権での金メダル獲得。
この時の嬉しさは二人にとって感慨深いものがあったでしょうね。
父親の敏郎さんの「グレコの世界王者を出したい」との熱い思いと戦略は見事に花開きましたね。
文田健一郎の経歴
きっかけは、小学校5年生の時に父親からプレゼントされたレスリングシューズ。
このプレゼントの目的は、父親が小学6年生の女の子の相手としてレスリングをして欲しかったため。
小学校6年の頃には父親から投げ技を叩き込まれています。
最初はレスリングにあまり乗り気でなかったが、父親の熱心な指導とレスリングの試合で各地へ遠征できると言われ、だんだん本気で取り組むようになったようです。
中学生の頃、父親にアテネ五輪(2004年)のビデオを見せられ、グレコの投げ技の魅力に取りつかれたという。
その後は順調と成績を収め、高校1年から3年にかけて3階級制覇。
大学4年生(2017年) 世界選手権に優勝、2021年東京オリンピックレスリング・グレコローマン60kg級で銀メダル獲得し、素晴らしい活躍をされています。
まとめ
文田健一郎選手の猫への愛がこれほどまでとは知りませんでした。
X(旧Twitter)の文田健一郎選手のアカウントがNyankoWrestler(にゃんこレスラー)
世界中のレスラーの中でも群を抜いた猫好きではないでしょうか?
パリにも猫カフェあるようですので、パリ五輪の試合前の減量の辛い時に気分転換に行くのもありかも?
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