所ジョージさんの番組「笑ってコラえて!」の「ダーツの旅」で青森に行き、地元の人たちと交流する姿が話題となっている、アンセル・エルゴードさん。
2024年4月に東京で初の個展「書道and写真?」を開催しており、話題になっています。
アンセル・エルゴードさんの事をピンとこない方もいると思いますが、アメリカ映画「ベイビー・ドライバー」(2017年)で主演し、スバルWRXを華麗に操り、凄いトライブテクニックを披露している方です。
また、スピルバーグ監督の「ウエスト・サイド・ストーリー」(2021年)で、物語の中心となるトニー役を演じています。
ハリウッドスターの書道展。これが結構達筆で驚きました。
そこで、今回はアンセルさんがどのように書道に興味を持ったのかを調べてみました。
彼は日本語も完璧に話せるのですが、どのような努力があったのかも気になります。
アンセル・エルゴートのプロフィール
- 本名:アンセル・エルゴード Ansel Elgort
- 生年月日:1994年3月14日
- 出身:アメリカ ニューヨーク
- 身長:193cm
- 職業:俳優、DJ
- 家族:父親(ヴォーグの写真家) 母親(オペラの舞台演出家、振付師)兄(映像編集者)姉(写真家)
アーティスト一家なので、幼少から芸術に触れていたのでしょう。DJでもあるんですね、知りませんでした。
お父様がヴォーグの写真家という事なので、彼のファッションにも注目です。
アンセル・エルゴートのwiki経歴
- 9歳の時、バレエ学校で試演、12歳の頃に演技クラスに通う。高校の演劇やオフ・ブロードウェイで演じた
- 2013年に公開されたホラー映画『キャリー』で映画役者デビュー
- DJとしての活動もしており、Ansolo名義で2015年にも来日、ULTRA JAPANでパフォーマンスを行った
- 2017年には、『ベイビー・ドライバー』で主演を務め、ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。
- 2022年WOWOWとハリウッドの共同制作ドラマTOKYO VICEに出演
多くのミレニアル世代やZ世代と同様、アンセルさんもソーシャルメディアに関してはかなり精通しており、 Instagramのフォロワー数は1,000万人を超え、 Twitterのフォロワー数は約400万人に上る。
ソーシャル メディアで積極的に活動する自己プロデュース力も優れています。
2016年には、本名で音楽をリリースし始めています。
アンセル・エルゴートの書道が凄い!
2022年からスタートしたドラマ「TOKYO VICE」で主演をつとめ、シーズン1は全て日本で撮影。
コロナ渦のパンデミック期間に、長期にわたって日本に滞在されていました。
芸術一家のアンセルさんなので、日本の伝統文化や芸術にも興味があったのでしょう。
長期滞在中には、村上隆さんを訪れたり京都で器の工房に行かれています。
単に鑑賞するだけでなく、訪れた工房で実際に制作を体験されています、その体験を通して色んな日本の伝統工芸の素晴らしさをもっと学びたくなったのでしょう。
積極的に制作活動をされている姿がインスタグラムにも公開されています。
なかなかの達筆です!書道の基本の「とめ、はね、はらい」分かっておられます。
そして、日本語が完璧に出来るので、ちゃんと意味ある文字を書かれています。
日本人だったら絶対に書道では書かない面白い文字を選ぶセンスもなかなかいい感じです。
実際に個展へ行かれた方の感想も評価高いです。
本人が在廊されて来場の皆さんと交流もされていますので、ファンだったらたまらないでしょうね。
アンセル・エルゴートの日本語学習秘話3選
1年間、毎日、日本語を4時間勉強する
1年間、先生と毎日4時間勉強されています。
私だったら4時間も集中力が持たないですが、俳優さんの没頭できる力は流石です。
覚えたドラマのセリフを実際に日常生活で使う努力も頻繁にされています。
例えば、バーに行って隣の席の人に「タバコを吸っても良いですか?」と聞いたり、誰かが困っているのを見かけたら「手を貸しましょうか?」と言ってみたり。
新しい言葉が身に着くには繰り返し使う、間違ってもトライをし続ける事ですよね。
ドラマ「TOKYO VICE」は1シーズンすべて日本で撮影されているので、日常生活の中で日本語、そして日本文化も自然に身に着いたようです。
アンセルさんの凄い事は、英語のセリフも日本語で覚えた事です。
台本の英語の台詞もすべて日本語で覚えました。特に(渡辺)謙さんとのシーンは、リアルなジェイクを演じるため、できるだけ日本語を使いたいと思いました。
引用先:`BANGER
単に上手に日本語を喋る事より、きちんと意味を理解し、人とコミュニケーションが出来る事が大切と考えるアンセルさん、考え方もしっかりしてます。
TOKYO VICEの共演者:伊藤英明
2021年、長期ロケで日本に滞在していたアンセルさんですが、
コロナ禍でもあったため、正月休みが一週間程あり、その間は共演の伊藤英明さんたちと過ごされていました。
特に伊藤英明さんとは馬が合い、岐阜にある彼の実家で日本のお正月を過ごし、伊藤さんの父からお酌をしてもらったり、家族ぐるみの付き合いにまで発展しています。
岐阜では、鍛冶屋、神社、お城などにも訪れており、鍛冶屋では伊藤さんから刀をプレゼントをもらっています。
もちろん模造刀ですが、見た目はかなり本格的な刀であるようです。
日本の伝統や歴史を体感したことで、新しい日本語にも出会えたのでしょうね。
TOKYO VICEの共演者:渡辺謙
岐阜だったら、うちは長野だからそんなに遠くない。それで、うちにも来なよという話になり渡辺謙さんの自宅へも訪れています。
ドラマ「TOKYO VICE」では、暴力団絡みの事件を担当する刑事片桐役の渡辺謙と若手の新聞記者ジェイク役のアンセルさん。
ぶつかりあいながら成長する姿が描かれているゆえ、プライバートで仲良くなりすぎると演技に影響が出るという事で、程よい距離感を保ちつつ楽しい時間を過ごしていた様子です。
日本人スタッフさんの六畳一間の家に泊まりに行ったり、休みになると代々木公園でバスケしたりというエピソードもあります。
アンセルさん、かなり積極的に共演の日本人たちと交流していたんですね、これも日本語上達が早い理由です。
自分が経験して感じたことを役に反映させようとされていたアンセルさんの熱い想い、共演者やスタッフへも伝わっていたようです。
まとめ
アンセルさん、どうやら日本の地方がお好きみたいですね。
岐阜、長野、そして今回は「ダーツの旅」本人の強い希望で、青森に行かれています。
青森と言えば、青森弁ですが、数ある日本の方言の中でも難易度高し、でもアンセルさんの事なので、既に青森弁も勉強されいたのかも。
好奇心旺盛で勉強家でもあるアンセルさん、今後もドラマや仕事に関係なく日本語や書道を忘れずにいて欲しいと願います。
そして次回は私の地元の博多弁にも挑戦して欲しいです!!
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