パリ五輪の競泳男子200メートル平泳ぎの準決勝が行われ、花車優(はなぐるま ゆう)選手が見事決勝へ進出しています。
五輪初出場の花車優選手、予選ではフランスの英雄レオン・マルシャンに対する大歓声が沸き起こる中、楽しめて泳げたそうで、余裕さえ感じられます。決勝も楽しみです!
ところで、花車優選手をネットで検索すると最初に出てくるキーワードに医者という文字が上がってきます。
気になったので、花車優選手の医者に関する情報について調べてみました。
【画像】花車優は医者になる予定だった?
花車優選手の母親は元競泳選手、生後6か月でベビースイミングを習い始めています。
幼少の頃から、文武両道で勉強も良く出来ていたようです、高校は香川県内屈指の進学校の香川県立丸亀高等学校
(偏差値69)へ入学されています。部活も受験も全力で取り組み進路を迷っていた時期もあったようです。
水泳は子どもの頃に始めましたが、高校時代にインターハイで優勝するまでは、医学部を目指すことも視野に入れていました。優勝後、多くの大学に声をかけていただきましたが、順位ではなく自分の泳ぎを評価してくださったのが、東洋大学の平井監督でした。この監督のもとで練習したい。ここなら水泳選手として成長できる。そう確信しました。
引用先:東洋大学
東洋大学の平井監督と言えば、北島康介選手を育てた有名コーチ。そして花車優選手の憧れだった北島康介選手。
憧れのスターと同じコーチからのスカウトとなれば、水泳に賭けてみたいですよね。
医者はやる気になれば何歳からでも挑戦可能だけど、水泳選手でオリンピックを目指す事は今しか出来ません。
花車優の学歴を徹底調査してみた!
香川大学教育学部附属坂出小学校
香川県坂出市にある国立小学校で、基本的に全員附属中学に進学できます。
小学校4年生のときには全国大会に出場し、小学校5年生から高校卒業までは、地元の”伊藤スイミングスクール坂出校”に通っていました。
その間、花車優選手を指導していた塩﨑健太さんは、当時の様子を下記のようにインタビューで語っています。
「器用な子でしたね、足首柔らかいですし、
足がすごく浮くのでブレーキのかからない滑るような泳ぎというか、
水面を高い位置ではっていくような独特の泳ぎ方で」
引用先:KSBニュース
香川大学教育学部附属坂出中学校
水泳部に所属していた花車優選手ですが、
全国中学校体育大会に出場し、400mメドレーリレーで大会記録を更新し優勝しています。
香川県立丸亀高等学校
香川県立丸亀高等学校は、偏差値69の香川県内屈指の進学校です。
花車優選手は2016年全国高校総合体育大会の100メートル平泳ぎで優勝。
2022年にインターハイ代表入りを果たすと、初出場した世界選手権の200メートル平泳ぎで銀メダルをつかみ、県勢初のメダリストになりました。
この好成績が元日本代表であり元競泳選手の北島康介選手を育てた、東洋大学水泳部の平井伯昌監督の目に留まりスカウトされ、東洋大学に進学しました。
東洋大学 文学部
陸上部や水泳部などの運動部が盛んで、有名な選手を輩出しています。
下記卒業生たちもパリ五輪に出場中
競泳 女子200m個人メドレー 大橋 悠依
競泳 女子リレー 白井 璃緒
陸上競技 男女混合競歩リレー 川野 将虎
花車優選手は、文学部 国際文化コミュニケーション学科に在籍していました
医学部を目指していた花車優選手ですから、頭の良さは競技にも影響し「どうすれば平泳ぎに練習を生かせるか、どんな体の使い方をすればうまく体を動かせるのか」と体の構造を基に常に思考を巡らせていたそうです。
花車優のプロフィール
- 本名:花車優 (はなぐるま ゆう)
- 生年月日:2000年1月28日
- 出身:香川県坂出市
- 身長:181㎝
- 体重:70㎏
- 所属先:イトマン東京
香川県出身で、やはりうどんが好物との事。
世界選手権レース前の選手紹介では、お笑い芸人・オードリーの春日の鉄板ネタを披露するなど、おちゃめな一面も。
まとめ
2022年に初めて出場した世界選手権で銀メダルを獲得した花車優選手。しかし、2023年の世界選手権では代表の座を逃すなど苦悩を味わいました。
挫折を味わい乗り越えパリ五輪代表が決まった後には、アテネ・北京大会で金メダルを獲得した北島康介さんから、「頑張って」とメッセージが届いたそうです。さぞかし嬉しかった事でしょう。
実は、北島選手の自己ベストタイムも超え着々と成長されています。
花車優選手パリ五輪でメダルを獲得するのも夢ではなさそうです!
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