【画像】ニナー 賢治はオーストラリアとのハーフ!二つの学位を取得した秀才!

パリ五輪でトライアスロン男子で出場するニナー賢治(けんじ)さん、お名前から分かるようにハーフ。

父親はオーストラリア人、母親は日本人。2021年4月に日本国籍を取得されました。

前回の東京五輪競技大会にも日本代表として出場を果たし、個人14位、ミックスリレー13位という成績で初のオリンピックを終えています。

現在は、トライアスロン日本男子のランキング1位。それも2位に大差をつけた、ぶっちぎりの1位なので、パリ五輪での成績も期待大です。

ニナー賢治さん、トライアスロンの才能だけでなく、オーストラリアの2つの大学で学位も取得されています。

どんな経歴なのか気になりましたので調べてみました。

目次

【画像】ニナー 賢治はオーストラリアとのハーフ!

ニナー選手はオーストラリア人の父と日本人の母の間に、オーストラリアのパースで生誕しています。

お母さんは、東京吉祥寺出身との事、とっても明るいお母さんのようですね。

幼少期はサッカー、テニス、ラグビーなど他のスポーツにも取り組んでいたが、13歳でランニングコーチと出会い「トライアスロンやってみなよ!」と言われたことがきっかっけで、トライアスロンに取り組む。18歳からトライアスロンだけを専念することに。

2013年20歳の時にオーストラリア代表としてトライアスロンレースにプロとして初参加も果たしています。U23までは、オーストラリア代表でトライアスロン大会に出場していました。

但し、オーストラリアでのトライアスロンの環境では、世界大会に出させてもらえず、思うように試合に出る事ができませんでした。その背景には、オーストラリアの国家戦略の複雑な選手育成のシステムが絡んでいるようです。

これが、ニナー賢治選手が日本代表の道を選択した理由です。

2018年からは日本連合所属としてレースに参戦し、強化指定選手としてW杯や世界シリーズを中心にレースに出場しており、東京五輪にも出場しました。

現在は日本ランキング1位、世界ランキング12位

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ニナー 賢治は二つの学位を取得した秀才!

 ニナー 賢治選手はオーストラリアで小学校、中学校、高校、大学に通っていました。

大学の出身校はカーティン大学、西オーストラリア大学。

どちらも、世界大学ランキングの上位に位置しています。

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カーティン大学
もともと工科大学であった背景もあり、エンジニアリングやIT、資源関係などの分野に強みを持っていることも特徴的です。 なお、大学格付け機関QS(2023年)では193位、 145位の北海道大学と201位の慶応大学の間くらいの評価を受けています。

西オーストラリア大学
1911年2月に設立された西オーストラリア州で最も古い大学
大学格付け機関QS 72位(2024年)オーストラリアのトップ8大学(Group of 8)の1校です

大学では保険数理、応用数学の2つの学位を取得しています。

保険数理とは
保険会社が定める保険料・責任準備金・契約者配当など、保険業務に関する数学的な計算や理論のことを意味する。 保険料を「予定死亡率」「予定利率」「予定事業費率」基づいて計算することは、保険数理の基本とされる。

応用数学とは
数学を中心とする理学を基盤とし、自然科学・社会科学・工学での応用を目指す学問研究領域です。

数学の分野に興味があり、専門的知識をお持ちです。まさに文武両道とはこのことですね。

ニナー 賢治のプロフィール

3種目の練習するだけでも、大変ですよねー。休みは1年間に3週間しかないそうです。

3種目をバランスよくこなす多才さやスキル、配分が難しそうです。

バイク40㎞の後の、最後の10㎞のランニング、もう足がパンパンに違いないです。

  • 本名:ニナー 賢治(ニナーけんじ)(英語表記:NENER Kenji)
  • 生年月日:1993年5月26日
  • 出身地:オーストラリア パース
  • 身長:175㎝
  • 体重:67㎏
  • 加盟団体名:山梨県トライアスロン連合
  • 活動拠点名:栃木県宇都宮市
  • 所属:NTT東日本・NTT西日本

オリンピックでのトライアスロン
男女ともに、スイム1500m、バイク40km、ラン10kmの3種目を連続して行い、ラン終了時の総合順位が競い合われる。予選はなく、1度のレースで最初にフィニッシュラインを越えた選手が勝者となる。高い有酸素能力、スタミナ、スピードや筋持久力が必要なだけでなく、3種目をバランスよくこなす多才さやスキルを要する。

ニナ―賢治選手の一番の持ち味は、走りの速さ。最後のランニングまでスタミナを保てるかが課題です。

本人曰く、今が選手人生最高のピークを向かえていると自覚されているようです。もしかしたら、これが最後のオリンピックかもしれません。

日本ランキング:
2019 NTT トライアスロン・ジャパンランキング 8位
2020 NTT トライアスロン・ジャパンランキング 3位
2021 NTT トライアスロン・ジャパンランキング 3位
2022 NTT トライアスロン・ジャパンランキング 1位

このランキングの上昇を見ても、今が脂の乗り切った状態なのでしょう。

まとめ

オリンピックの歴史で日本はまだ1度もメダルを獲得していない種目。

確かに外国勢に比べると日本人のスタミナでは勝てないかもしれません、しかし、ニナ―賢治選手はオーストラリアとのハーフ。パリ五輪では良い成績に期待したいです!

しかし一抹の不安も。水質問題が浮上していたセーヌ川、パリ五輪開催当日から続いた雨の影響もあり状況は悪化しているようです。

セーヌ川での事前練習をせぬまま競技に臨むことになりそうなトライアスロン、ちょっと心配です。

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