三浦宏規(みうら ひろき)さんは、5歳からバレエを始め、数々のバレエコンクールで入賞を果たし、現在はミュージカル俳優として多くの作品に出演中。
手足の指先まで美しい華麗な踊りと表現力で人々を魅了しています。
2024年5月には、大衆演劇の舞台で優れた業績を示した芸術家が表彰される歴史ある「菊田一夫演劇賞」を受賞されました。
今ミュージカル界で最も注目されている若手俳優のひとりです。
今回は彼の舞台が見逃せない理由をお伝えします!
【画像】三浦宏規のかっこいいダンスが話題!
均整のとれた筋肉と体幹が素晴らしいです。影まで美しすぎ!
心を揺さぶられる踊りと観客から絶賛。もちろん豊な表現も魅力的!
ジャンプ力が凄すぎませんか?ミュージカルとバレエの融合の舞台「ナビレラ-それでも蝶は舞う-」の一コマ
右は川平慈英さん、突然バレエダンサーを目指す70歳の老人という役です。
ゲネプロでの一コマ。パッションと気迫が伝わってきます。
2.5次元俳優のトップスターとしても活躍する三浦宏規さんの姿も素敵です!
三浦宏規の舞台が見逃せない5つの理由
弱冠20歳で『レ・ミゼラブル』のマリウス役を射止めた、今最も注目されるミュージカル俳優・三浦宏規さんですが、彼の舞台が見逃せない理由を5つピックアップしました!
理由①5歳の時から誰にも負けないバレエ愛がある
理由②バレエの実力が凄い
理由③圧巻の歌唱力
理由④表現力が素晴らしい
理由⑤舞台映えする佇まい
理由①5歳の時から誰にも負けないバレエ愛がある
5歳の時に熊川哲也さんのドキュメンタリーを見て憧れ、自らの意思でクラシックバレエを始めた三浦宏規さん。仮面ライダーや戦闘モノに惹かれる子供と同じように、一瞬で熊川さんのバレエの虜になったそう。
ダイナミックなジャンプや回転の華やかさは、当時バレエを観たことがなかった三浦さんには衝撃的だったようです。
小学生時代は、バレエ教室で習った踊りを学校の休み時間などに同級生たちに披露し、みんなから凄いと言われたエピソードがあります。また、学生時代は、地元の三重県のバレエ教室に通いながら、名古屋のスクールにも1時間かけて通い、ほぼ毎日バレエレッスンという生活を送っています。
「でも全然嫌いじゃなかったし、それを努力と思った事もなかったです。ただやりたいからやっているだけ。僕からしたらお腹がすいたからご飯を食べるとか、綺麗にしたくてお風呂に入るとかと同じ。どんなに面倒くさくても、上手くなりたいんだから、そりゃやるでしょって感じです。(笑)」
引用先:ananweb
このバレエ愛、もちろん今でも持ち続けておられます!
理由②バレエの実力が凄い
小学生の頃に「越智インターナショナルバレエ」に入団し、中学時代にはバレエコンクールで1位を受賞
- 2011年 第21回全国バレエコンクール in Nagoya 男子ジュニアA部門 東海テレビ放送賞
- 2012年 第22回全国バレエコンクール in Nagoya 男子ジュニアA部門 第1位
- 2015年 第18回NBA全国バレエコンクール コンテンポラリー部門 第3位
小学校高学年時に足の怪我をされて、バレエを引退されていますが、過去に出場したバレエコンクールで審査員をしていた煌ダンスカンパニーの芸術監督・上田遥さんにスカウトされたことがきっかけで上京し「煌ダンスカンパニー」に所属することに。
バレエ以外のダンサーとして歩むことになった理由にはこんな事があったんですね。
バレエの道が絶たれた事は悔しかったでしょうが、世界的にも活躍されている上田遥さんにちゃんと見いだされるなんて、凄い運命です。悪い事の後には良い事が起こる法則ですね。
理由③圧巻の歌唱力
2015年には若手俳優たちがミュージカルナンバーを披露するコンサート「恋するブロードウェイ♪ vol.4」で初めてソロ歌唱を披露しています。
当時は恥ずかしくて、悔しくて、現場に行くのが嫌でした。ミュージカルがどんなものなのかも知らなかったし、歌ったこともなかったし。本当に歌が嫌いだったのに、ソロで歌う場面まであって。岡さんが「なんだ、この歌が下手な16歳は……」と、冷ややかな目で僕を見ていたのを、若いながらに感じていました(笑)。だけどあのとき大希くんやゲストの海宝直人さんといった素晴らしい歌声の先輩たちとご一緒して感じたのは、悔しさでした。それまで自分は何でもできると思っていたのに、「俺、できないことあるんや」と。
引用先:natalie
初のソロ歌唱で悔しい経験をし、その後ボイストレーニングや稽古や本番で自分の歌を復習するために録音していた音源で先輩たちの歌声をたくさん聞いて、まねして歌っていたそうです。このようなひたむきな努力の結果、今では歌う事が好きになったと語っています。
徹底的に歌い込んだ結果『レ・ミゼラブル』のマリウス役を射止めています!素晴らしい!
歌唱力が凄いというSNSの声も多く見つけました。
理由④表現力が素晴らしい
様々な役を器用にこなしているように見えますが、お母さまからの言葉がいつも頭にあるようです。
昔から要領が良いのが強みでもあるけど、弱みでもあって。母がピアノをやっているんですが、“簡単に覚えられる人は練習をしない。でも、覚えるのに時間がかかる人は練習を丁寧にやるし、一回覚えたら忘れない”
引用先:crea
新しいオファーが来るたびに、実力より明らかに高いハードルが次々と訪れるから必死で追いつこうとしているとの事。相当に台本を読み込んで練習を積んでいるという事ですよね。
表現力が素晴らしいという事は、舞台本番には役を演じず、役そのものになっているという事なのでしょう。
ミュージカル好きなファンは目が肥えていると思いますが、そんな方たちから表現力が凄いと言われています!
理由⑤舞台映えする佇まい
バレエを基礎とした優雅な所作た颯爽とした佇まいは小さな頃から身についているので、舞台の上ではひときわ目を引く存在感。
「フィジカル的にも、メンタル的にもあの頃のバレエ経験があったからこそ、今の仕事につながっていると感じてます。地道なレッスンのおかげで、筋肉のラインもきれいに出るし、姿勢もよくなる。ミュージカルというステージに立つうえで、バレエでの見せ方やたたずまいは、役立っていますね。
引用先:25ans
物語のキャラクターによっては姿勢をわざと猫背にする必要もあり、そういう時は意識をしないといつの間にか背筋が伸びてしまっているそう。バレエ経験者あるあるでしょうか?
ミュージカルでは役にならなきゃいけないので、歩き方、姿勢、佇まいでその人を表現する必要があります、美しさだけが正解ではないですよね。
バレエとミュージカルは演技方法が違いますが、バレエ出身の三浦さんは身体の動きから役を構築していくようです。
これも舞台映えする理由だと思います。そして背も高いし、スタイルも良いんです!
三浦宏規のプロフィール
- 本名:三浦宏規 (みうら ひろき)
- 生年月日:1999年3月24日
- 出身:三重県桑名市
- 職業:俳優、ダンサー
- 身長:178㎝
- 趣味:野球、生け花、植栽(生花など)、ショッピング
舞台千と千尋の神隠し、ミュージカルのだめカンタービレ、ミュージカルテニスの王子様などの作品に出演されていることも多く、2.5次元俳優のトップランキングにも選ばれている三浦宏規さん。
2.5次元俳優とは、アニメや漫画、ゲームなどを原作とした舞台やミュージカル、映像作品などで活躍する俳優を指します
まとめ
ミュージカルのトップスターの山口祐一郎さんが、「ずっとリミットなしで表現するこんな俳優を待ってたんだよ」と言わしめた三浦宏規さん。
生きる喜びとか夢とか希望といったものを表現できる逸材とべた褒めです。
今まで日本のミュージカルには全然興味がありませんでしたが、三浦宏規さんの舞台を目の前で体感してみたいなと思いました。
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