野口五郎さんと言えば、15歳でデビューし、西城秀樹・郷ひろみと共に新御三家と呼ばれ、トップアイドルとして活躍した事で有名。
中学生のときからキャバレーなどで演奏する「ハコバン」に在籍して腕を磨き、当時の「エレキギターコンテスト」にも多数出演していたくらいに、ギターリストとしても一流。
現在は、歌手以外にも実業家としての顔も持ち、研究熱心で、発明の能力にも長けた方なんです。
という事で、野口五郎さんの発明や特許申請したものを調べてみました。
【画像】野口五郎の発明や特許がすごい!
歌手の野口五郎さん(本名:佐藤靖)が副業で大成功しているというニュースはご存じでしょうか?
実は、野口五郎さんが発明者となっている特許が7件もあるんですよ!
テイクアウトライブを発明
特許というと難しい物を想像しますが、野口五郎さんの特許は、全てデジタルコンテンツに纏わるもの。
そのひとつは、「特許第4859882号」で、野口五郎さんが特許権者、本名の佐藤靖氏が発明者として特許公報に掲載されています。
それは、コンサートやイベントなどのライブ映像をスマートフォンで視聴できる「テイクアウトライブ」
「テイクアウトライブ」の特許の特徴は、次のとおりです。
- QRコードと端末固有情報を紐づけることで無権限者のアクセスを防ぐ
- QRコードのアクティブ時期を販売直前とすることで不正アクセスを防止する
- ライブ映像は会場で録画され、終了直後にアップロードされる
また、チケット販売システムやプレゼントコンテンツ配信システムなどの特許も取得しています。
発明のきっかけは?
この特許を取得したきっかけは、音楽業界に恩返ししたい、何か残したいという強い思いがあったことと言われています。
また、若いアーティストへの思いもあったようです。
「野口さんは、路上ライブをするアーティストがCDやDVDを自ら焼いて販売する姿を見て、なんとか歌や演奏に集中できないかと考えていました。それも最近は、CDプレーヤーなどを持っておらず、スマホを持ち歩いている若者たちが多い。そこで、歌などを簡単にダウンロードできるサービスがあれば便利だと思いついたと聞いています」
引用先:J-キャストニュース
野口五郎さんはご自身でも作曲などでパソコンを使うことも多く、ITに通じていたから、この発想にたどり着いたそうです。
特許は7件
2010年頃は、電子マネー市場に着目して発想したようです。
その後、自身が属しているコンテンツ事業、所謂スマホを使ったシステムに着目して、現在の事業に繋がったようです。
野口五郎は実業家としても活躍中だった!
野口五郎さんは日本でいち早くダウンロードサービス市場に目をつけるなど音楽界の未来を考えて2011年には特許を申請、行動されていたようで、先見の目が素晴らしいですよねー。
ライブが自宅でも何処でも見れるサービスという画期的で特別感があるサービス、野口五郎さん自身がライブに力を入れているミュージシャンだからこその発想もあるような気がします。
このサービスは現在では世界中のアーティストで使用されています。
商標登録は19件もあった
特許以外に商標登録もされていますので、この登録商標の使用許可を「ライセンス契約」し商品名や番組名にすると儲けになるかもしれません。
興味深いのは、終勝という言葉、野口五郎さんの信条や生き様に反映されているようですよ。
ゴルフに限らず、物事はすべて、結果を追うのではなく、結果としてそうなったというのが大事だと思います。極端な話ですが、死ぬ瞬間に「やりたいことはすべてやりきった」と思う人なんていなくて、皆さん、志半ばで亡くなっていくのではないでしょうか。その中で大事なことは、やはり夢があるかどうかだと思います。夢に突き動かされて、その方向に自分が押し流されていくのが心地良いというか。
僕は「終活」ではなく、終わりに勝つと書いて『終勝(しゅうかつ)』だと 思っています。実はこの商標も持っているのですが、賛同してくださる皆さんにこの言葉をプレゼントしたい。道半ばであったとしても、人生最後の瞬 間に笑えたら最高だと思うんです。
引用先:CIMIC
ゴルフも相当な腕前だそうですが、スコアに拘らず、好きだから学ぶという姿勢みたいです。
これも野口五郎さんの素敵な考え方だたーと思います。
志半ばでいい、最期に笑う人生をという人生観にも共感しっぱなし、私もそうありたいです!
野口五郎のプロフィール
- 本名:佐藤 靖 (さとう やすし)
- 生年月日:1956年2月23日
- 出身地 岐阜県
- カテゴリー 歌手、俳優、実業家
- 所属事務所 オフィス・ジー
- 活動開始 1971年
- 所属レーベル エイベックス・エンタテインメント
芸名は野口五郎岳に由来するもので、雄々しく逞しい歌手になるようにと名付けられたそうです。
あいさつに行った山好きの出版社の編集長が、実在する山の名前から「黒部五郎」「野口五郎」の二択を迫り、野口五郎となったそうですよ。
まとめ
野口五郎さんの生き様とプロフェッショナルな拘り、とても尊敬しました。
歌手は歌手だけで良いという考え方もありますが、今のデジタル時代の流れに乗っていく事も大切ですよね。
結局自分でやってみないとアイデアも湧いてこないだろうし、商売にも結び付かないと思います。
終活という言葉に対抗し、終勝、これも野口五郎さんらしくっていい言葉。
確かに終わりをどうやって完成形に近づけるかより、おもいっきり最後まで生き切った方が良いですよね。
コメント