坂口涼太郎(さかぐち りょうたろう)さんは、日本の俳優であり、シンガーソングライターとしても活動しているマルチな才能の持ち主。
一目見たら忘れられない個性的なビジュアルと、変幻自在な演技力から「クセメン俳優(クセの強い俳優)」や「名バイプレイヤー」として非常に高い評価を得ています。
クセの強いのは演技だけではなく、私生活もクセが強く、面白い人物なんです。
今回は彼の経歴や個性的なこだわりを探ってみました。
【画像】坂口涼太郎の経歴を調査!

言った通り、クセ強めのスタイルの坂口涼太郎さんでしょ。
中性的な要素もありますが、長身で小顔!まさにモデルさんのようです。
彼の経歴気になりますよねー。
坂口涼太郎のプロフィール
- 本名:坂口 涼太郎 さかぐち りょうたろう
- 生年月日:1990年8月15日
- 出身:兵庫県神戸市
- 職業:俳優・ダンサー・エッセイスト
- 趣味:短歌
- 特徴: おかっぱ頭がトレードマーク
おかっぱ頭、実は自分でカットしている事が多いという事。
美容室に行くのが面倒というわけではなく、「自分の頭の形や見え方を一番分かっているのは自分だから」というこだわりからだそう。
役柄によってミリ単位で調整することもあり、あの髪型自体がもはや彼の一部なんですね。
おかっぱ頭のセルフカットは、かなり難しいと思いますよ。きっと手先も器用なんでしょう。
坂口涼太郎の幼少期

一人っ子で両親の愛情を一身に受けて育ち、3歳からピアノを習い始め、幼い頃より両親に連れられて劇場や映画館、美術館に通っていた坂口涼太郎さん。
変身願望は、実は子どもの頃からありました。コンサートやミュージカルを観に行っては家でちゃぶ台に乗って、歌い踊る。1歳とか2歳とか、物心がつく前からやっていたみたいです。
ずっと、両親が好きで僕を連れて行ってくれていたんだろうと思っていたのですが、どうやら僕の反応がいいので行くようになったと、最近母から聞いてびっくり。1歳くらいの時に行ったディズニーランドのパレードを皮切りに、ひとりっ子の僕に子ども向けのショーからサーカスやバレエまで、いろいろなものを積極的に見せてくれました。
引用先:婦人公論
幼稚園時代の夢は「サーカス団の人」。
祖母がやっていたスナックでも歌って踊って拍手をもらっていたそうです。
「涼ちゃんオンステージ」を披露するのが日課だったとか。
中学生時代は森山未來さんの両親のスタジオへ

上の写真は、森山未來さんの両親のスタジオ、『モダンミリイ』です。
中学生になり、進路を考えた際にお母さんから「ミュージカルに出たいなら、歌は得意でも踊りができなきゃダメ。体が若いうちにやりなさい」と背中を押されます。
バレエ、ジャズ、ヒップホップ、タップ、コンテンポラリー、アフリカンなどを教えてくれるいろんな先生がいて、坂口涼太郎さんは、そこに中学2年生の後半から学校帰りにほとんど毎日のように通い、あらゆるダンスを習い始めます。
しかし、高校入学のタイミングで神奈川に引っ越すことになったので、スタジオに通ったのは、中学2年生からの1年間だけなんですって。
17歳、すずめの役で初舞台

17歳の時、森山未來さんが主演・演出を務めるダンス公演『戦争わんだー』のオーディションに誘われ、見事合格。
「すずめ」の役でダンサーとして初舞台を踏み、これが表現者としてのプロデビュー。
未來さんのお母さんからオーディションを受けませんかというお手紙をいただいて。合格し高校2年生の夏休みに一人で神戸に行って、森山家に居候させてもらいながら稽古をして、本番を迎えました。
この時演じた役は、スズメ。公園でスズメの歩くリズムや動きを懸命に観察して模倣しました。それでも、スズメがおじいちゃんに蹴られるシーンが、何度やってもうまくできない。演出の未來さんが見本を見せてくれた際、ドーンと粉砕骨折したみたいな音がするほど激しく倒れ込んだんです。表現するって大変なんだなって茫然としました。
でも、迎えた本番。お客さんの拍手を受けた瞬間、こんなに幸せなことはない、こういうことを僕はやっていきたいと強く感じました
引用先:婦人公論
もともとはダンサー・表現者としての活動がメインでしたが、この初舞台で共演した俳優の八十田勇一さんから、「君、おもしろいから役者もやってみれば?」 と勧められたことがきっかけで、芸能事務所に所属することに。
初めていった美容院でおかっぱ頭にされる
その後、1年くらいはまったく仕事がなく、オーディションには落ちまくっていたそう。
そこで落ち込まないのが坂口涼太郎さん、せめてオフの時は自分の好きな事をしようと思い、文化服装学院に通う事にしたんですって。ファッションの名門学校に入るとは、センスありますね。
専門学校とバイトの日々だったが、初めていった美容院で思いがけず「おかっぱ頭」にされることに。
美容師さんは坂口涼太郎さんには絶対おかっぱが似合うと感じたのでしょう。
そして、おかっぱ頭でオーディションに行くと、次々に合格するようになります。
俳優でなくても自分の見せ方って大切です。そしてそれは自分自身では案外わからないもの。
たまにはお任せで美容師に切ってもらうのもいいかもしれません。
19歳で映画『書道ガールズ!!』で俳優デビュー

おかっぱ頭が功を奏し、映画『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』のオーデションに合格。
2010年に公開され、坂口涼太郎さんは村上悟(むらかみ さとる)役を演じています。
この作品において、彼は単に出演するだけでなく、非常に重要な役割を担っていました。
- 役どころ: 主人公たちが通う高校の書道部員の一人として登場。
- 振付も担当: 幼少期から培ったダンスの才能を活かし、劇中のクライマックスである「書道パフォーマンス」の振付を自ら担当。
振付をすることになった経緯は、「圧倒的なダンススキル」と「現場での積極性」がきっかけでした。
猪股隆一監督が坂口涼太郎さんの類まれなリズム感と身体能力の高さを目の当たりにし、俳優だけではもったいないとダンスの才能に期待を寄せたそう。
実はこの現場で、坂口涼太郎さんはあまりにダンスに熱中し、指導に熱が入りすぎたため、周囲からは「振付の先生」のような目で見られていた時期もあったとか。
デビュー作でいきなり「演者 兼 スタッフ」のような動きをしていたのは、彼がいかに規格外の新人だったかを物語っています。
多才な趣味と活動も深堀してみた!

芸術・鑑賞系
映画・演劇・アート鑑賞: 俳優としての顔だけでなく、観客としても非常に熱心で、展覧会で買ったポストカードを自宅に飾って「プチ展覧会」を楽しむこともあるそうです。
読書: 吉本ばななさんや川上未映子さんの作品を好んで読んでおり、特に川上未映子さんの作品は全作品を読了しているほどの読書家です。
短歌: 歌人の笹井宏之さんの影響を受け、自ら短歌を詠むことも趣味としています。
アクティビティ・旅
旅: 趣味の一つとして公言しており、過去にはパリ滞在記をブログに綴るなど、国内外を巡ることを楽しんでいます。
散歩: 日常的なリフレッシュとして散歩を挙げています。
ヨガ: ヨガの「シャバーサナ(屍のポーズ)」が好きだと語るなど、身体を整えることも大切にされています。
音楽・パフォーマンス(特技に近い趣味)
楽器演奏: ピアノの弾き語りは有名ですが、それ以外にもアルトサックスやパーカッションを趣味・特技としています。
ダンス: ジャズ、バレエ、コンテンポラリー、ヒップホップなど、ジャンルを問わず身体を動かすことが彼の表現の根源にあります。
意外なコレクション
だるま: 昔からだるまが好きで、お正月に神社で買ったことをきっかけにハマり、自宅に複数体のだるまがいるというユニークなエピソードもあります。
あきらめて、きらめく=らめ活

2024年には自身初のエッセイ本『今日も、ちゃ舞台の上でおどる』を出版。
趣味の読書や短歌、日常の思考を「あきらめて、きらめく=らめ活」という独自の視点で発信しており、趣味がそのまま創作活動にも繋がっています。
「らめ活」とは、今あるものや自分の性格や経済力と言った現実に目を向け、現状を明らかにした上で、手の届かない憧れはきちんと諦めて工夫して生活していこうという坂口涼太郎さんオリジナルの活動。
私の大好きなみうらじゅんさんも言っていますが、「あきらめる(明らめる)」という言葉は本来、「物事の心理を明らかにする」という意味なんです。
諦めるという事がネガティブなイメージがありますが、自分に合わない事、無理することは、諦めても良いんだ!と前向きに捉えるも大切な気がします。
まとめ
坂口涼太郎さん知れば知るほど、興味が湧いてきました。
らめ活という発想も良いですね。とても共感できます。
「好きなもの」に対する深いこだわりが、あの唯一無二のキャラクターを作り上げているのでしょうね。
ファッション、ダンス、エッセイ、俳句、音楽、今後も幅広い分野の活動が楽しみです。

コメント