辻仁成(つじ ひとなり/つじ じんせい)さんと言えば、中山美穂(なかやま みほ)さんの元旦那さん。
急死された中山美穂さん(享年54歳)とはパリで生活をされていたこともありました。
現在もパリで生活中の辻仁成さんですが、若い頃はバンドのボーカルでイケメンロッカーだったのです。
今は中性的な佇まいでこれもお似合いなのですが、今回は若い頃の姿を辿ってみました。
また結婚歴についても調査してみました!
【画像】辻仁成が若い頃はイケメンロッカーだった!
私自身が辻仁成さんを知ったのは、NHKの総合テレビ番組「燃えてトライアル」の司会を務めていたころ。
1980年後半から90年代にかけてNHK教育テレビでは「YOU」「土曜倶楽部」などの若者参加型の熱い番組があったのです。私の青春時代でもありました、懐かしいなー。
ロックバンドの「ECHOES(エコーズ)」
辻仁成さんは、1985年(当時26歳)にロックバンドの「ECHOES(エコーズ)」のボーカリストとしてデビュー。
ECHOES(エコーズ)は、現在は作家として活躍中の辻仁成を中心に結成されたロックバンド。
1981年結成。1985年にCBSソニー(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)よりアルバム『WELCOME TO THE LOST CHILD CLUB』でデビュー。
9枚のオリジナルアルバムを残し1991年解散。
たった4年間の短い活動期間だったんですね。
楽曲の作詞作曲を担当していたのは辻仁成さんで、シニカルで散文詩的な歌詞が多く、いじめ、家庭崩壊、コンピューターネットワークでしかコミュニケーションの取れない子供たち等、重いテーマが多かったようです。
テレビ番組「燃えてトライアル」の司会
ECHOES(エコーズ)の楽曲の作詞内容が番組の趣旨と合っていたのか、NHKの総合テレビ番組「燃えてトライアル」の司会に抜擢。
1990年から1991年にかけて放送されていた若者向けの教養番組です。
右の女性は当時アイドルで活躍していた桑田靖子(くわた やすこ)さん、懐かしすぎます!
辻仁成さん脚本のテレビドラマ「愛をください」
2000年に放送された辻仁成さん脚本のテレビドラマ「愛をください」の主題歌として「ZOO」が使用され、再び大ヒットとなり、ECHOES(エコーズ)も注目されることに。
2000年12月28日には、日本武道館にて一夜限りの再結成ライブを行っています。
作家として芥川賞受賞
辻仁成さんはバンド活動中だった1989年、『ピアニシモ』で第13回すばる文学賞を受賞し作家デビュー。
そして、1991年ECHOES(エコーズ)解散後は、本格的に作家としての活動を始めます。
1997年には、『海峡の光』で第116回芥川賞を受賞!
刑務所という舞台を通じて、かつてのいじめっ子・いじめられっ子の精神の暗部の流れを描いた物語です。
ECHOES(エコーズ)の作詞の内容にも通じるものがありますね。
その後は、ミュージシャン、映画監督、演出家など文学以外の分野でも幅広く活動されています。
辻仁成の結婚歴を調査!
若い頃からアーティストの才能が豊かな辻仁成さん、結婚も早かったようです。
1回目の結婚:1979年 一般女性
辻仁成さん20歳の時に最初の結婚をされています。お相手は一般の方。
大阪で活動をされていた時に出会い、同性、それから結婚に至ったそうです。
お相手の方が一般人なので、詳しい情報は公開されていませんが、お子様は居なかったとの事。
2回目の結婚:1995年 南果歩
1995年女優の南果歩さんとの再婚をされています。
きっかけは南果歩さんが辻仁成さんの大ファンであったことから、猛アプローチをされたようです。
1995年には長男の依岐(いぶき)さんが誕生しています。
しかし5年後の2000年に離婚を発表。理由は、お互い多忙が故に大事な接点がずれてしまったとの事。
3回目の結婚:2002年 中山美穂
2002年6月、歌手で女優の中山美穂さんと再婚。
辻仁成さんがパリの空港で偶然に中山美穂さんを見かけた事がきっかけで、辻仁成さんからのアプローチだったようです。
電撃婚だったので、中山美穂さんの所属していた事務所からは辻仁成さんへクレームもあったようです。
結婚後はパリを拠点に生活がスタート、2004年には長男 十斗(じゅうと)君が誕生。
しかし2009年頃からお互いにすれ違いが生じ、2014年に離婚。
原因は、中山美穂さんが他に好きな人が出来たからと言われています。
息子さんはパリでお父さんとの生活を選択し、辻仁成さんが親権を持つことに。
その十斗さんも2024年で20歳になり、逞しくパリで過ごしているようです。
辻仁成のプロフィール
- 本名:辻仁成(つじ ひとなり)
- 生年月日:1959年10月4日
- 出身地:東京都
- 学歴:成城大学経済学部に進学するも中退
- 職業:作家、ミュージシャン、映画監督
2024年2月から3月、絵画の個展も開いており、幅広い才能を発揮しています。
料理も上手で有名、料理のレシピ本も何冊も出版されています。
本当に器用で多才なお方ですよねー。
Xの投稿も頻繁にアップされていて心が軽くなるような、優しい言葉を発信されています。
まとめ
今回の中山美穂さんの急死で元夫の辻仁成さんにも注目が集まっています。
今回は若い頃のカッコいい姿と結婚歴を調べてみましたが、一貫して作品作りを続けておられ、その度に才能を発揮されている方なんだなと感じました。
作家だけではなく、音楽、料理、夫々に相乗効果を生み出しているのでしょうね。
この情熱は永遠に続きそうですね。
そしてこの才能は中山美穂さんとのお子さんへも引き継がれているんだろうと想像します。
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