現在東海大学の2年生で柔道女子70キロ級のパリ五輪スペイン代表に選ばれている角田ロスタント愛選手ご存じでしょうか?
東海大卒の柔道家と言えば、ウルフ・アロン選手がいますが、パリ五輪の壮行会では角田ロスタント愛さんさんも参加されていたので、ニュース等で彼女を見て気になっていた人もいるのでは?と思います。
彼女の父親は角田豪さん、そして母親は、柔道のコーチでもあるフランス人のセリーヌ・ロスタントです。そう、角田ロスタント愛さんは、日本人とフランス人のハーフなのです。
両親の角田豪さんとセリーヌさんは、1990年代後半からスペインのカタルーニャ地方のリェイダへ移住し、2002年からは「道場リェイダ」を経営しています。その2002年に角田ロスタント愛さんが誕生しています。
柔道一家で育った角田ロスタント愛さんですが、どんどん成績を伸ばしておりパリ五輪でも注目を集める女性柔道家!
今回はプロフィールや経歴を調査してみました!
角田ロスタント愛のプロフィール
- 本名:角田ロスタント愛 (アイ・ツノダ・ロスタント)
日本語名:角田愛 (ツノダ アイ) - 生年月日:2002年4月19日
- 国籍:スペイン
- 身長:163㎝
- 柔道70kg級
- 得意技:左背負投、右背負投、右袖釣込腰、左袖釣込腰
- 好きな料理:父の作るごはんで「納豆が大好き」
納豆は料理なのかな?と疑問ですが、私も大好き、納豆美味しいですよね。
スペイン語圏の名前は「名+第一姓+第二姓」の順に配列します。
第一姓(父方の姓)はツノダ、第二姓(母方の姓)はロスタントと言うことです
因みに、角田豪さんは、 2012年のロンドンオリンピックでイギリス代表のコーチを務め、2016年のリオオリンピックでは銅メダリストのテルマ・モンテイロのコーチを務めました。
角田ロスタント愛さんは、見た目が男子っぽいのですが、インタビューなどを見る限りはかわいらしい女の子です。
お母さんもボーイッシュな見た目の方なので影響されているのかもしれません。
そして今はこの坊主頭がトレードマークです。
角田ロスタント愛の経歴
Time | History |
2005年 3歳 | 親の影響で柔道の世界に足を踏み入れる |
2014年 12歳 | 柔道に自ら本当に興味を持つ |
2019年 17歳 | ヨーロッパカデとヨーロッパユースオリンピックフェスティバルの70kg級では, オール一本勝ちで優勝 |
2021年 19歳 | 世界ジュニア 優勝 |
2022年 20歳 | ヨーロッパオープン・マドリード 優勝 |
2023年 21歳 | グランドスラム・パリ 優勝 |
彼女の柔道場の畳への愛情は、初めて畳の上で競技会に参加した10歳のときに始まりました。
角田ロスタント愛さんはスペインに生まれ、ずっとスペインに住んでいましたが、両親は日本とフランスの国籍を持っていました。
柔道の二大強国を両親持に持つ素晴らしい血筋なのですが、彼女は生まれた国を代表したかったのだと。
そのため、事務処理が完了し、2019年にスペイン国籍を取得するまで国際試合に出場していませんでした。
角田ロスタント愛の家族は全員柔道家
父親:角田豪さんは、2008年に強化を進める英国代表チームから「力を貸してほしい」と声をかけられた逸材。
また、100kg級世界選手権2連覇(2019年、2021年)のジョルジ・フォンセカ(ポルトガル)の師として知られています。
母親:セリーヌ・ロスタントさんは柔道のコーチ
弟:悠さんも柔道をしている
祖父:誠さんも柔道家
家族全員が柔道家で、柔道は私たちのルーツであり、現在でもあると母親のセリーヌさんは語っています。
セリーヌさんは現在、愛さんの競技生活の指導に同行しており、全ての競技会場に赴いているようです。
愛さんにとっては心強いでしょうね。
【画像】角田ロスタント愛の凛々しい姿
今では坊主頭がトレードマークになっているが、きっかけはコロナのパンデミック時期に今迄勝った経験を悟った事。
「勝ったけど、自分の性格が気に入らなかった。説明するのは難しいのですが、私は戦っていたのではなく、競争していたのです。彼女は限界を少し試してみた。たとえば、彼女はパンチに対するライバルの失格を求めることができる。私の目標はラウンドを通過することでしたが、それは私を満足させませんでした、何かが欠けていました」と彼女は告白した。 「個人的に、技術的に、肉体的に、あらゆる面で私は変わりました。」
そしてその変化を反映して彼女は髪を剃ることに決めました。 「何も気にならないように、すべてをより明確に見るためにやったのです」
引用先:olympics.
性別や親が柔道家だからなどのしがらみから解放されたかったのでしょうね。
自分は自分の力で勝負するんだ!という意気込みが坊主姿から垣間見えます。
とってもキュートで似合っていますよね!
東海大へ在籍のきっかけ
引用先:judos
- 東海大に来たのは、日本で柔道を学びたいというのが一番の理由です。大学生活はとっても面白いです。本当はもう少し日本語がわかるようになってから入ったほうがよかったのかもしれないけれど、まぁ、とりあえずなんとかなっています。
東海大学は柔道の名門、本人の希望で在籍に至ったようです。
見た目はとってもボーイッシュなのですが、インタビューを見る限りすごっくかわいい女の子です!
試合中は、鼻をテープで保護されていることが多いのですが、これは鼻腔を広げて呼吸を楽にする鼻腔拡張テープなんです。
因みにこの鼻腔テープは、「精神的にむらがなくなる。。精神的な波をより一定にできる」効果もあると言われています。
角田ロスタント愛の戦略
袖と前襟の二本を持って戦う正統派で得意技は左右の背負い投げ。
小柄な体を生かして打点高く担ぎ上げる豪快な形を得意としており、極めて日本的な柔道を行う選手です。
寝技の練度も高い。得意の一撃に頼るタイプではなく、相手が完全に伏せた「寝技起点の寝技」でもしっかり手順を進めて抑え込めるだけの展開力があります。
自分の力が勝る場合は背負い投げ、近い力関係では組み手で封じて寝技で仕留める技があります。最近では豪快な投げ技での勝利が少しづつ増えてきており、今後が非常に楽しみな選手です。
まとめ
角田ロスタント愛さんの国籍はスペインであるけど、日本人で柔道家の父と祖父をもつルーツだと知ると、応援ぜずにはおれません。
見た目のボーイッシュさとは違い、インタビューを見ると本当にキュートな女性でパリ五輪で活躍するとファンが急増すると思います!
ルッキズムから脱却する女性柔道家はこの時代に必要だと思います。
角田ロスタント愛これからの活動に期待したいです!
コメント
コメント一覧 (1件)
応援してました!パリ五輪出られるんですね。
因みにおじいさまは允、と書いてまことさん、です。高校の担任の先生でした。お顔が見れて嬉しかったです。ありがとうございます。