NHK土曜ドラマ『パーセント』でドラマ初挑戦、俳優を目指す車いすの高校生・宮島ハル役を演じる和合由依さんをご存じでしょうか?
東京パラリンピック開会式に「片翼の小さな飛行機」の物語の主人公を演じて話題になりました。
演技をすることや表現することの楽しさを東京オリンピックの開会式で知り、そこから2年間セリフのない演技だけを続けていたが、今回初のセリフのある役をオーディションで掴み取った彼女。
果たして彼女の演技力は皆さんを感動させるのでしょうか?
ドラマ初挑戦の和合由依の演技に注目!
オーディションで抜てきされ、NHK土曜ドラマ『パーセント』に初出演。
和合さんは、俳優を目指している車椅子の女子高生・宮島ハルを演じます。物語の主要人物です。
「障害のある俳優を起用する」というテレビ局の制作方針に悩みながらも懸命に取り組む若手プロデューサーの女性と、俳優を目指す車椅子の女子高生の姿が描かれる
引用先:wikipedia.
若手プロディーサーの吉澤未来(よしざわ みく)役は、伊藤万理華さん(アイドルグループ・乃木坂46の元メンバー)が演じます。
未来はハルに惹かれていき、ドラマの出演依頼をするが、ハルは障害を利用されたくないと反発し最初は拒否するものの、やがて、ハルは未来とドラマの世界に飛び込んでいく。そんな2人が性別や障害で語られる自らの「価値」について悩みながらも、互いの存在に力をもらって少しずつ前へ進んでいく。
引用先:wikipedia
多様性社会を生きる現代の若者たちの葛藤が描かれており、役柄と和合さん自身のリアルな環境が重なり合う事も多いドラマのようですね。
初のセリフの演技で関西人の役、最初は関西弁を意識しすぎていたようですが、今ではすっかり馴染んでいるようですので、彼女の演技に注目したいと思います。
和合由依のwikiプロフィール
- 本名:和合由依 (わごう ゆい)
- 生年月日:2008年1月10日生まれ
- 出身:東京都
- 趣味:映画、歌、絵画
- 中学時代は吹奏楽部に所属しユーフォニアムを担当
- 羊膜索症候群、関節拘縮症による上肢下肢の機能障害を抱える
演技未経験ながら、東京パラリンピック開会式で主要キャストを務め、世界中の注目を浴びた和合さん。
2021年毎日スポーツ人賞文化賞を受賞している。
毎日スポーツ人賞文化賞とは、スポーツまたはスポーツを背景にした分野で実績を挙げた個人・団体を顕彰する賞。
東京パラリンピック開会式の主人公だった!
東京パラリンピック開会式
パラリンピック開会式に出演するきかっけは朝日小学生新聞の募集記事でした。
募集を見た母親の勧めでオーディションに参加した和合由依さん。
応募者5000人以上の中から満場一致で見事主役の座を射止めました。
演技の経験もなく、両足などに障害があり左手も動かしづらい和合さんですが、車いすでの豊かな表現と演技力で世界中の話題となりました。
片翼の小さな飛行機
「WE HAVE WINGS(=私たちには翼がある)」この言葉は東京パラリンピックの開会式のコンセプトです。
「勇気を出して“翼”を広げることで、思わぬ場所に到達できる」パラリンピックにはそんな思いが込められており、「翼」をテーマにしたパフォーマンス「片翼の小さな飛行機」の主人公を13歳の和合さんは力強く演じました。
演出もさることながら、スタジアムに作られた空港の滑走路を全速力で駆け抜ける和合さんの姿はすべての人々に希望を与えてくれました。
チャレンジの大切さ、やる前から諦めない勇気、羽ばたこうとする気持ち、これらを総動員して行動する事が人生を変えるという瞬間を目の当たりにした瞬間でした。
和合由依の演技で感動したとSNSの声
素晴らしい表現力と自然だけど圧倒される表情で、引き込まれます。
大舞台でも落ち着いて演じられる精神力も大物の予感。
共演した布袋寅泰のコンサートへ行かれたりしているので、交流は続いていそうです。
和合由依の執筆活動
和合さんは、もともと大の映画好き。
2022年(14歳)から映画バーティカル・サイト「ひとシネマ」で執筆活動を開始。
ダンサー兼ユーチューバーとして活動中のリズムさんやアイドルグループMerciMerciのメンバーで、現役の大学2年生の堀陽菜さん等もこのサイトで若手ライターとして映画のエッセイを書かれています。
執筆陣の中でも特に若い和合さんですが、彼女にしか出せない感受性豊かな言葉で表現されているのが印象的。
沢山の映画を見て、自分の受け取った感想を文字にする、この作業はきっと自分自身の演技にも反映されていると思います。
この映画の記事は誰でも読めるようになっていますので、興味ある方は「ひとシネマ、和合由依」と検索されてみてはいかがでしょうか?
まとめ
和合さんは、演技力経験の有無など関係なく、どんどん好きな事へチャレンジしてそこから学ぶことに長けている方だと思いました。
車いすというハンデはありますが、そこは技術の進歩や人の力を借りて遠慮などせずに自分の道を切り開いて欲しいです。
マルチに活躍される和合さんの今後の活躍に期待しましょう!
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