「東京2020オリンピック」スケートボード女子パークで見事金メダルを獲得した四十住さくら(よそずみ・さくら)さん、パリ五輪での連覇を狙っています。
彼女のペットがなんと、リスザル。テレビなどでも何度か紹介されていますが、東京五輪の金メダル獲得の自分へのご褒美として飼い始めたそう。
愛くるしくすばっしっこい、うめ吉と戯れる時間は束の間の癒しなのでしょう。
今回は四十住さくらさんとリスザルのうめ吉のかわいい姿を紹介、そして四十住さくらさんの経歴や家族についても調べてみました。
四十住さくらのペットはリスザルだった!
- 本名:四十住うめ吉 (通称うめ吉)
- 性別:男性
- 生年月日:2021年12月6日
- 家族に迎え入れた日:2022年1月28日
- 動物の種類:哺乳綱霊長目オマキザル科に属するリスザル
リスザルについて
リスザルは名前にリスがついていますが、サルの仲間でありリスではありません。
体長は29センチ前後、尻尾は41センチと長いのが特徴です。
体重は1kg前後であり、見た目よりも軽いです。
リスザルは「最も飼育しやすいサル」と言われており、そのコンパクトな見た目や愛くるしい仕草から世界中でペットとして人気があります。しかし、もっと飼育しやすいという表現はサルの中でという意味であり、実際にペットとして飼育するのは難しい分類になります。
リスザルは運動量も多く、群れで生活するため単独での飼育ではストレスが溜まり破壊行動やしきりに鳴き続けるなどのトラブルに発展する可能性があります。
引用先:psnews
常に気にかけてあげる事と広い場所で飼う事が必要みたいですが、この点は四十住さくらさんの家族が常に側にいるのと、広い敷地の家にお住まいなので、問題はなかったのでしょうね。
そもそもペットを飼う事によってストレスや不安が和らぎリラックス効果もあると言われています。
実際に四十住さくらさんはウメ吉と過ごす時間はスケートボードの事は全く考えないと言っていますので、過酷な練習や試合以外の癒しの時間は大切な事だと思います。
うめ吉の名前の由来
四十住さくらさんの名前さくらとうめのコンビにしたかったのが理由との事。
口の周りが黒くって髭を連想させる風貌のリスザルなので、うめ吉という名前がぴったりはまってていい感じです。
うめ吉の愛らしい姿はYouTubeチャンネル「リスザルうめ吉」でも拝見出来ますよ。成長の過程が載せられています。
お風呂の姿やおむつの作り方などのレクチャーもあり、リスザルを飼っている人にも参考になる内容となっています。
あまりの可愛さにうめ吉動画を毎日撮ってるんだろうな?と想像します。
【画像】うめ吉のかわいい姿
リスザルがペットで飼えるとは知りませんでしたが、猿の中でもペットとして人気の高い種類なんですね。
つぶらな瞳がたまらなく愛らしい。
うめ吉を知るまで、リスザルの事を知りませんでしたが、賢さやコミカルな表情が犬や猫とは大きく違います。
ペットというより相棒的な存在になりそうです。
手も足も指が長ーい。器用なんでしょうね。唐草模様の服が似合ってて、猿回しで芸をしそうな雰囲気です。
特注ミニサイズのスケートボードのプレゼント。
四十住さくらさんのスケートボードの練習にも一緒に行っているので、真似して上手に乗りこなせるかも?
人懐っこい表情がたまりません。
温厚で大人しいと言われていますが、動画を見る限りうめ吉は活発でやんちゃな印象です。
二人ともハロウィンの衣装で楽しそうです。色んなイベント一緒に過ごしているんでしょうね。
うめ吉が怯えた様子ですが、誰か怖いハロウィンの衣装を着ていたのでしょうか?
そして、そんな怯える姿さえもかわいい!
四十住さくらさんのプロフィール
- 本名:四十住さくら(よそずみ さくら)
- 生年月日:2002年3月15日
- 出身地:和歌山県岩出市
- 身長:159㎝
- 体重:52㎏
- 趣味:YouTubeでスケートボードの動画を見る事
- 憧れの選手:ペドロ・バロス(ブラジル人のスケートボーダー)
20歳の成人式には、振り袖姿でスケートボードをする姿が彼女のインスタグラムで公開されています。
この動画には6.2万人の人が「いいね!」ボタンを押しており、話題だったようです。
ヘルメットはもちろん着けておらず和装の髪型、そして綺麗な振袖とスケートボードという一見合わない組み合わせなのですが、四十住さくらさんが滑るとあら不思議!とってもマッチしててカッコいいんです。
そしてこの着物姿とスケートボードという組み合わせが、スケートボードメーカの老舗パウエル ペラルタから四十住さくらシグネチャーデッキという事で誕生しているんです。
いかにもパウエルといわんばかりのアートワークが炸裂した着物姿のドクロという斬新なデザイン。
アメリカの超メジャーカンパニーからシグネチャーモデルが出るってめちゃくちゃすごいことなんです!
四十住さくらさんの家族
家族構成
父親:和次さん
母親:清美さん
兄:麗以八(れいや)さん
父親の和次さんは、さくらさんがスケートボードにのめり込む姿を見て可能性を広げてあげようと、自宅の庭にスケートボード用の練習所を造られています。
父親が手作りの練習場を造ってくれるなんて、さくらさんも感動したでしょうね。
この練習場が出来たお蔭で、さくらさんは毎朝6時からスケートボードの練習をするように。
お兄さんからは、うるさいと言われていたようですが、そんな声に耳を貸さず、ずっと滑っていたようです。
お母さんの清美さんは、遠方の練習場へ通う時にいつも運転して送迎をされていました。
自宅の庭にある練習場は近隣への騒音も考えなければならず時間に制限がありました。
そして和歌山には練習場がなく、大阪や神戸にある練習場まで通う毎日。
毎日往復3時間の運転、これを5年近く続けたようです。
自宅の庭にコンクリートを敷き詰めて練習場を作ったときのことだ。隣人に赤ちゃんが生まれ「新生児の間は練習しないでもらえないか」と頼まれた。練習の音がどうしても響くからだ。清美さんは手紙を丁重にしたため、理解を得た。「うちの子は、日本一を目指すと言っています。決めた時間や赤ちゃんが起きている時間にだけ滑らせてもらうので、どうか滑らしてもらえないでしょうか」
娘のために仕事もやめ、海外遠征にも帯同。「骨折ってでもやる、日本一になる」と誓った我が子に、全精力を注いできた。
引用先:hochi.news
両親ともさくらさんへの愛情と行動が素晴らしい。
東京五輪の金メダルは、さくらさんだけのものではなく、家族全員の努力の結晶ですね。
四十住さくらさんの経歴
小学校6年のときに、お兄さんからスケートボードのお古を譲ってもらい夢中に。
その1年後には中学校1年生でSSGカップ2位に!
12歳から競技として参加していますが、このスタートは決して早くないようです。
今の成績があるのは、人一倍努力を重ねた結果、それにつきます。
最高世界ランク: 2位(2021年)
2018年 世界選手権: 女子パーク – 優勝
2018年 アジア競技大会: 女子パーク – 優勝
2018年 日本選手権: 女子パーク – 優勝
2021年 東京五輪:2020 女子パーク – 優勝
2022年 X games Chiba スケートボード・パーク女子 優勝
2022年 X games Southern California スケートボード・パーク女子 2位
2023年 2023年 世界選手権 スケートボード・パーク女子 3位
彼女の凄いところは、トリックを豪快に決める事。
空中で体を1回転半する大技「540(ファイブフォーティー)」が出来る女子選手は四十住さくらさんと他数人と言われています。
そうですね。今、女子で540ができるスケーターって、ほんの一部だけで。限られたスケーターにしかできないからこそマスターしてコンテストで成功させる必要がありました。とは言え、実は私、エアトリックがもともと苦手だったこともあり、できればやりたくないなぁ、なんて気持ちもあって……。でも勝つためにはやらなきゃいけない。これまでスケートボードをやってきて、どんなトリックも自分がマスターしたくて、トライして成功させてきたけど、540はちょっと違いました。“マスターしたい”ではなく、私のスケートボード史上初の “マスターしなきゃいけない”トリックでした」
引用先:redbull.com
空中でボードを両足に固定しながら540度回って着地するこの大技は、ボードを持たずに身体だけで540度回った時の景色を何度も確認するところから始め、2年がかりで出来るようになったと語っています。
私には、540度回るって事自体が理解不能なのですが、一体どんな動きになっているのでしょうか?
失敗したらとんでもない大怪我になりそうで、怖いです。
四十住さくらさんも失敗の恐怖はあるそうですが、それを克服するには誰よりも多く練習と失敗を繰り返すしかない、そこからしか自信は生まれないと言っています。
精神的にもかなりタフじゃないと、出来ない競技です。
まとめ
四十住さくらさんのペットのうめ吉、たまらなく可愛いですよね。
かまってくれないと寂しがるうめ吉ですが、さくらさんとはいつも一緒にいます。
海外遠征以外は一緒なんじゃないかな?
さくらさんにとっても、練習の合間に癒しの存在がいる事は良い環境なんだろうなと思います。
うめ吉と愛情に溢れた家族のサポートでパリ五輪での連覇を狙って欲しいです!
大技の540にも注目です!!
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