パリ五輪で新種目となった「ブレイキン」で金沢市出身の大能寛飛(おおの ひろと)選手がパリ行きを決めました。
2019年には体の様々な部分で回転する大技「パワームーブ」の部門で世界一となりました。
YouTubeやインスタグラムの動画でも見られるように本当に回転技のエネルギーが圧倒的に素晴らしいのです。
そして回転技の際に見える彼の腹筋の凄い事。
相当な練習を積み重ねてこられたのだと思いますが、その練習はお父さんの経営する美容室で行われていました。
今回は、大能寛飛(hiro10)さんの素晴らしい筋肉や、練習場所の美容室について調査しました。
大能寛飛(Hiro10)の凄さの秘密は美容室!
妹の瑛(あきら)さんのダンス教室について行ったことがきっかけで、大能選手は9歳の時にブレイキンを始めています。母亜矢子さんは「やんちゃな子で、習い事は何をやっても続かなかったけど、ダンスだけは楽しそうにやっていた」と語っています。
コロナ渦だった間は、ダンススタジオでの練習が思うように出来ず、両親の経営する美容室で営業時間後に鏡や椅子を移動して空いたスペースでダンスの練習をする日々を送っています。
2021年のHABスーパーJチャンネル(ローカルニュース)で当時の練習風景が放映されていました。
お父さんの善行(よしゆき)さんは美容師!
ダンスの経験はないですが独学で研究され全力で息子をサポートされている様子が伺えます。
大能寛飛(Hiro10)さん、この頃から世界で活躍する事やパリ五輪を目標に掲げていて、英語にも力を注がれています。本人の絶え間ない努力ももちろんですが、特にお父さんの惜しみない息子への愛情がパリ五輪に繋がったのだと思います。
「お父さんがいなかったらここまで来れなかったし、これからは自分のブレイクダンスの大会とか歩みとか技とかそういうので結果を残してお父さんに恩返しをしたいなと思います」
引用先:石川テレビ
2024年の7月のインタビューでは、大能寛飛(Hiro10)さんはお父さんへ恩返しをしたいと熱く語っています。
一方お父さんの方は、息子と一緒に楽しんでいる感じだったので、サポートしてあげているという感覚はなかったそう。今回のパリ五輪でも結果を気にせず、楽しんで欲しいとエールを送られています。
【画像】大能寛飛(Hiro10)の筋肉がすごい!
ブレイキンを見たら分かりますが、相当な筋肉と体幹がないとあんな神業の動きは出来ません。
しなやかな筋肉、特に腹筋の割れ具合はどの選手も凄いです。
もちろん大能寛飛選手も勿論凄い筋肉の持ち主ですので、画像で確認ください!
走ったりはしているが、筋トレは特にしてないそう。パワームーブの練習だけで、筋肉がついてきたそうです。
見事なシックスパックです!美しい!
全身が筋肉です。いったいどうやったらこんな動きが出来るのか?
果てしない回転をしても目は回らないようですよー。練習だけではなく、天性の才能でしょうね!
大能寛飛(Hiro10)のプロフィール
- 本名:大能寛飛 (おおの ひろと)
- ダンサー名:Hiro10と書いて「ひろと」
- 生年月日:2004年12月4日
- 出身地:石川県金沢市
- 学歴:北陸学院高校 卒業
- 所属:JINJO CREW(韓国)
- 得意技:ワンハンドエルボーエアー、エアートラックス
妹の通っていたダンス教室に行った事がきっかけでダンスを始めた、大能寛飛選手。
しかし、そのダンスはポップ音楽に合わせる女の子向けのダンスで、男の子が一人だったこともあり、講師からブレイクダンスを薦められる。
そして、めでたく才能が開花!ダンス講師も、幼い大能寛飛選手の中にキラリと光るものを感じていたのでしょうね。
大能寛飛(Hiro10)の家族
- 父親:大能 善行(おおの よしゆき)
- 母親:大能 亜矢子(おおの あやこ)
- 妹:大能 瑛(おおの あきら)
父の善行さんは、石川県金沢市で「a+desigh」という美容師兼オーナーをされています。
自宅の一部が美容室となっており、地元の人達からも親しまれているようです。
大能寛飛選手は世界遠征から自宅に帰る目的の一つはお父さんから髪を切ってもらう事という事。
お父さん現在45歳だそうですが、スタイルが若くてかっこいい!
大能寛飛(Hiro10)の経歴
2019年に中国で行われた『Bomb jam powermove』で国際大会初優勝。
2023年、高校卒業をきっかけにヨーロッパを中心に単身、海外武者修行を開始。
フランスの名門バトル『Break The Floor』『Nothing2Looz』など数々の国際大会を制し、世界にその名を馳せる。2023年ブレイクダンス世界最高峰の大会『FreeStyle Session World Final』に優勝。
日本人5人目の快挙を達成し、世界トップB-boyの仲間入りを果たす。
最高難易度の技と呼ばれる『ワンハンドエルボーエアー』が武器。
2024年も
「JDSF全日本選手権2024」準優勝
「Undisputed tokyo world final」優勝
「Cyphertown Budapest」優勝
「BattleMix France」優勝、そしてパリ五輪へ。
まとめ
大能寛飛さん、小さな頃から自分の決めたことは、納得するまで必ずやり切る子だったようで、新しい技にも果敢に挑戦を繰り返してきています。
父と二人三脚でブレイキンの技を磨き、有言実行通りにパリ五輪を掴んだ芯のある選手。
パリ五輪では伸び伸びと楽しんで戦って欲しいです。彼の大技を見るとカッコよくてびっくりすること間違いなし!
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